ガンダムダブルオースペシャルエディションⅢ~リターンザワールド~(ネタバレあり)

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機動戦士ガンダム00 スペシャルエディションⅢを観た。

gundam_CIMG4882.jpg

話は、14年前、人革連の建造中の機動エレベーターの防衛戦からはじまる。

セルゲイ大佐(父):「あれも軍人だ。覚悟はできている。」

アンドレイ少尉(子):「父は軍規を守り、母を殺したんだ!」

・・・

衛星兵器『メメントモリ』が、機動エレベーター倒壊を狙う。

刹那:「トランザム、ライザー!」
グッドマン准将:「攻撃ではない?ビームサーベルだと。」
刹那:「うああああー!」
沙慈:「やった。」
刹那:「だめだ!」
刹那:「やめろ、やめろー!」

ドーン!

機動エレベーターのブレイクピラーが崩壊していく・・・。

・・・

アンドレイ:「この惨状は、お前たちが引き起こしたものだ!」
セルゲイ:「ア、アンドレイ、」
アンドレイ:「何をしてるんですか?あんたは?」
セルゲイ:「待つんだ、アンドレイ!」
アンドレイ:「母さんの、かたきぃー!」

・・・

作品の感想ですが、
パング・ハーキュリーの出方が唐突だった。
何故、テロまがいの事をやるに至ったかが描かれていない。
セルゲイ・スミルノフ大佐との絡みも唐突。
単に巻き添え食ったような感じになっている。
14年前の回想の出し方も、違うんじゃないかな。

挿入歌「prototype」のところは流れがよかったが、
スペシャルエディションⅠ~Ⅲ通して「prototype」多用してるなー。

アニュー・リターナーとロックオン・ストラトスの恋の展開が唐突なのは、TVシリーズのときと同じ。

セラフィムガンダムの初登場シーンが、カットされた。
イノベイドをはじめて倒した転機のシーンだし、イノベイドを倒す所は網羅してくれないと、スペシャルエディションを通しで見た場合にリボンズ配下のイノベイドを全滅させた事を把握できない。

王留美の死、ネーナの死が、
刹那vsミスター・ブシドーとの対決シーンの合間にカットインしてくるが、
あの程度の見せ方ならば、ばっさり切っていいんじゃないか。
じっくり見せなくても、「死んだ?」と匂わせる程度の描写で良いと思う。さほどの重要人物じゃないし。

刹那がイノベイターへ覚醒シーン、
イノベイターへの覚醒に至る描写が不十分。
覚醒により開眼した能力がTVシリーズほどよく分からない。
光の粒子がめちゃくちゃ出るだけ?って感じ。
ここは、リジェネ・レジェッタがキーマンなんじゃないのか?
スペシャルエディションⅠ~Ⅱでは、リジェネの登場シーンがやたら追加されていたのに、何故ここで出さない。

リボンズとの最終対決。
TVの歌「儚くも永久のカナシ」が流れるのは、違和感あり。かなりダイジェスト的ノリ。
軽快な歌で好きなんだが、最終決戦にあわない。

リボンズのオーガンダムへの搭乗が唐突。

マリナの手紙を読む所を、最終対決シーンから切り離すのは、正解だが、
先にそうすべきだったのは、時間の尺が明らかにゆとりあるTVシリーズの方だったはず。
(オーディオコメンタリーによると、スペシャルエディションでリベンジしたらしい)

最終対決直後に、ティエリアの姿をホログラムでCBメンバーに見せちゃうと、感傷に浸る間がない。

90分の枠の枠で作った作品としては、妥当なところだが、
全体を見て、やはり「スペシャルエディション」からガンダムダブルオーの世界に入り込むのは、厳しい。
「スペシャルエディション」のリリースは、ファンの数をさらに広げる好機だと思っていただけに、実に惜しい。
TVシリーズを見た人が、ストーリーをダイジェストで振り返るのには、最適の素材である。

・・・

本編以外では、
DVDのオプションメニューに、劇場版の告知映像「特報Ⅱ」、声優陣と水島監督が音声で出演する「オーディオコメンタリー」などの特典があります。

【劇場版機動戦士ガンダム00 特報Ⅱ】
謎のパイロット:「行きますよー!」

【オーディオコメンタリー】
にぎやか、且つ、作品にまつわるトークが楽しめます。

トーク出演者:
・宮野真守(刹那・F・セイエイ役)
・神谷浩史(ティエリア・アーデ役)
・本名陽子(スメラギ・李・ノリエガ役)
・入野自由(沙慈・クロスロード役)
・水島精二監督?

トークコメント抜粋:
「なんかこう、スペシャルエディションて、TVシリーズと違ったものがありますね。」
「置鮎さん(デヴァイン・ノヴァ役)が、今さりげなく死んでいったんですよw」
「このときね、スメラギさん、ほんといい女だと思ったよ。」
「ここ、ここ、あ、もうだめ。」
「最終的には、黒田さんスゲぇと思う。」
「あの子ね、いると見ちゃうんだよね。」
「グラハムさんは、ちょっとねぇ。」
「そして、絵がまたきれいですね。」
「『prototype』は、ほんといい歌だよねぇ。」
「いやー、盛り上がりましたね。イベント。」
「わたしのまわりの人たちがいっぱい見てくれて、反応と反響をすごい体で感じるから、あーやっぱりガンダムってすごいんだなーって思うし。」
「GN粒子でGN空間ていう、正式名称『GN空間』!w」
「『わかりあえてた』っていうのが、キーワードになってきますね。」
などなど。

監督の登場後は、製作ウラ話満載です。
聞いていると、ダブルオーが歩んできた歴史が感じられました。

初回特典特製スリーブ
gundam_CIMG4877.jpg

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【旧名】山澤のブログⅡ

このブログ記事について

このページは、YAMAが2010年2月28日 23:31に書いたブログ記事です。

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