パックマン展(前編)~パックマンはイノベーター~

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パックマン展に行ってきました。

PAC-MAN展 @ 千代田区『3331 Arts Chyoda』
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会場に入場すると、施設の入口側でさっそく座談会が行われていました。

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学術座談会『イノベーションという視点から見たパックマン』
登壇者:
・「サイトウ・アキヒロ」さん(立命館大学映像学部教授)
・「中村彰憲」さん(立命館大学映像学部准教授)
・「おにたま」さん

パックマンのもたらしたイノベーション
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優れたイノベーションは、より多様なイミテーションを生み出す。
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アーケード Bootlegs(海賊版)
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ザ・ハングリーマン、スキャンダルマン、Piranha、ポパイマン、Buccaneers、NewPuc2など

After Pac-man(画面そのまま模倣)
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ロックンチェイス、LadyBug、クラッシュ・ローラー、Lootin'Tootin'、ストリーキング、CrystalCastles、アミダーなど

パソコンBootlegs(海賊版)
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家庭用ゲーム機、LSIゲーム機 Bootlegs(海賊版)
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パクパクモンスター、パックリモンスター、ハングリーパック、パクパクマン、パックモンスター、スーパーパックモンスターなど

当時のマイコン雑誌記事(I/O)
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パックマンが80年代という時代に迎合した要素とはなんだったのか?
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感想:
イノベーション(革新)という視点でのパックマンのお話は、面白かった。
パックマンが誕生した当時、ゲームにおける著作権の仕組みは発達しておらず、その背景から多様な模様品が誕生してきた。
マイコン雑誌とかでは、「パックマン」という名前で素人さんがゲームを作成して、そのソースがそのまま公開されたり、メーカーもそれを容認?黙認?したりと、それはそれで面白い時代だった。
また、パックマンという作品は、迷路とドットという構成物だけ取ってみると、どんなハードでも簡単に再現できる特徴があったからこそ、多様な模様品が誕生したようだ。
また、誕生当時のアーケードゲームは主に男子が遊ぶものだったので、「こんな可愛いキャラクターのゲームが売れるのか?」という今では考えられない心配があったそうです。

パックマンが、ゲーム界のイノベイター(革新者)として君臨してきた時代を実感しました。
30周年おめでとうございます。

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pacman30th(鑑賞用)


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このページは、YAMAが2010年10月11日 23:54に書いたブログ記事です。

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