ワーキングプア

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現在の日本で、「ワーキングプア」と呼ばれる"働く貧困層"が拡大しているらしい。
ワーキングプアとは、働いているのに貧困な生活しか送れない人の事。

３０代の成人がホームレスで路上生活しているという話はショックだった。

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都会で路上生活するある人の話・・・

バブル崩壊直後が就職活動で、正社員で就職することができず、
２０代の時期、アルバイトや契約社員でいくつかの会社を転々とするが、収入も就労期間も安定しない。
３０歳を超えると就職活動は圧倒的に不利になってゆく。
収入がなくなると、住居を確保する事もできなくなる。
ホームレスで就職活動。
就職活動するにも、先立つお金が一銭もなくて、面接会場への交通費も捻出できない。
面接にこぎつけても、ホームレスという事実が面接先に知られると、即断られる事が多い。
さらに仕事にありつけても、単純労務ばかりで給料が上がらない、技能が身につかない。

番組を見る限り、本人は決して不真面目ではない。
その人は真摯に取り組み、必死に生きていた。
しかし．．．その貧困生活から抜け出せないでいた。

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地方に生きる人の話・・・

景気回復、地方は取り残されている。

地方で長年コツコツ働いてきた人々が、満足な収入を得ていない。
収入が少ないために税金が払えないと申告する人が多数。

ふるさとを大切に守る人たちが、なぜこのような状況に陥ってしまうのか？

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この話は非常に重い。
これが「格差社会」の一端なのだろう。

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そして、この話は、まるっきり他人事とも思えない。
運が悪ければ、自分自身このような状況に陥っていたかもしれないと思うし．．．

現在、自分が安定した労働ができている事は、恵まれているんだと思った。

「ワーキングプア」が広がる問題に対して、自分自身は何の対処もできない。
しかし、このような境遇の人たちがいるという事だけでも、覚えておこう。

参考リンク：
NHKスペシャル - ワーキングプア　～働いても働いても豊かになれない～
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html